PIPI JOURNAL
身体づくり
筋肉量を増やす運動と記録|負荷・頻度・食事の組み立て方

ROOTS
PiPi独自のメソッド成長を妨げる原因を5領域から分析
8店舗
東京・千葉・北海道・鹿児島2026年9月時点
125店舗
母体の整体院・整骨院グループ全国展開
筋肉量を増やすには、十分な刺激・回復の時間・材料となる食事の3つがそろっている必要があります。刺激だけを増やしても、回復と材料が足りなければ積み上がらないためです。厚生労働省のe-ヘルスネットは、筋力トレーニングを生活に取り入れる考え方を示しています。判断に使うのは、扱える回数と重さの記録、体組成の推移、そして疲れの残り方の3つです。
- 増えるのは、刺激・回復・食事の3つがそろったとき
- 毎日行うより、間に休みを挟むほうが積み上がる
- 記録がないと、増えているかどうかは判断できない
PiPi Personal Gym(ピピ パーソナルジム)は、整体サポートを組み合わせたパーソナルジムです。全国125店舗の整体院・整骨院グループを運営する株式会社giversが展開し、東京・千葉・北海道・鹿児島で営業しています。AI姿勢分析と体組成分析で今の身体を確認し、整体で動きやすく整えてから、一人ひとりに合わせたトレーニングを行います。
- 強い痛みやしびれがある
- 医師から運動を制限されている
- 治療中の疾患がある、または通院中である
- 妊娠中、または産後まもない
PiPiは診断や治療を行う医療機関ではありません。気になる症状がある場合は、医療機関への相談を優先してください。
自宅の運動だけでも筋肉量は増えますか?
始めた時期は増やせます。慣れてくると刺激が足りなくなるため、動きを難しくする、片脚で行う、回数を伸ばすなど、負荷を上げる工夫が必要になります。
毎日やったほうが早く増えますか?
同じ場所を毎日行うと、回復が追いつかず積み上がりにくくなります。部位を分ける、間に休みを挟むといった形で、頻度と回復を組み合わせます。
有酸素運動をすると筋肉が減りますか?
通常の範囲では、そこまで心配は要りません。長時間を毎日続け、食事が足りていない状態が重なると、保ちにくくなることがあります。
筋肉量が増えるのは、どういうときか
十分な刺激を受け、回復する時間があり、材料となる食事がそろったときに増えます。3つのうち1つでも欠けると積み上がりません。
筋肉は、運動している最中に増えるものではありません。運動で刺激を受けたあと、休んでいる間につくり直されます。この流れが成り立つには、刺激・回復・材料の3つが同時に必要です。どれか1つが欠けると、続けていても変化が出ません。
刺激を与える → 回復する → 少し強くなる。この3つがそろって積み上がる
↓ 運動したあと、身体の中で何が起きているのか ↓
運動によって筋肉に負荷がかかると、身体はその刺激に合わせて対応しようとします。次に同じ刺激が来たときに耐えられるよう、つくり直しが進みます。
このつくり直しには時間がかかります。運動の直後に終わるものではなく、その後の数十時間にわたって続くと考えられています。回復の時間を確保する意味はここにあります。
つくり直しには材料も要ります。たんぱく質が不足していると、刺激を与えても積み上がりにくくなります。エネルギー全体が大きく不足しているときも同じです。刺激だけを増やして進まないのは、多くの場合この2つが理由です。
最初に伸びるのは、筋肉の量ではない
始めて数週間で扱える回数や重さが伸びるのは、筋肉が増えたからではなく、身体の使い方に慣れたためと考えられています。力の出し方が整い、同じ筋肉でもより多く動員できるようになります。この時期の伸びは大きく、続ける動機になります。量として増えてくるのはその後です。
体重が増えないまま、筋肉が増えることもある
体脂肪が減りながら筋肉が保たれる、または少し増える時期には、体重の数字はほとんど動きません。体重だけを見ていると変化に気づけないため、体組成と周囲径、扱える回数を合わせて確認してください。
何をどれだけやるか|負荷と回数の決め方
最後の数回がきついと感じる負荷を選び、それを数セット行います。楽に終わる回数を重ねても刺激は足りません。
負荷の決め方で迷ったら、回数ではなくきつさを基準にしてください。次の順で決めると、自分に合う設定に近づきます。
- 種目を絞る/脚、背中、胸など大きな筋肉を使う種目を選びます。数を増やすより、少ない種目を続けるほうが積み上がります。
- きつさから負荷を決める/設定した回数の最後の数回で、フォームを保つのがきついと感じる程度を選びます。余裕を残して終わる負荷では刺激が足りません。
- セット数を決める/1種目あたり数セットを目安にします。1セットだけで終えるより、合計の量が確保できます。
- 伸びたら少しだけ上げる/決めた回数を余裕をもってこなせるようになったら、重さか回数のどちらかを少し上げます。両方を同時に上げないでください。
※痛みが出る、フォームが崩れる、翌日以降も強い張りが残るといった場合は、負荷を上げる時期ではありません。1つ手前に戻してください。
フォームが決まらないうちは、重さを上げない
狙った場所に効いていない状態で重さを上げると、別の場所が代わりに働きます。効かせたい場所に刺激が入らないまま、負担だけが増える形です。動きが安定してから、重さを上げてください。
種目は少なくてよい
種目を増やすほど良いというものではありません。大きな筋肉を使う種目をいくつか選び、それを続けるほうが記録も追いやすくなります。増やすのは、続けられる形ができてからです。
きつさの感じ方は、日によって変わる
睡眠が浅かった日、疲れが残っている日は、同じ設定でもきつく感じます。数字にこだわって無理に合わせず、その日の状態に合わせて量を調整してください。長く続けるほど、この判断が結果を左右します。
↓ 軽い負荷では筋肉量は増えないのか ↓
軽い負荷でも、限界に近いところまで回数を重ねれば刺激を与えられると考えられています。重さだけが条件ではありません。
軽くする場合は、そのぶん回数が増え、1セットにかかる時間も長くなります。時間が限られている方には扱いにくい形です。
関節に不安がある方、運動を再開したばかりの方は、軽い負荷から始めるほうが安全です。動きが安定してから、少しずつ重さを上げてください。
頻度と回復|間の休みが結果を決める
同じ場所を続けて行うより、間に休みを挟むほうが積み上がります。回復が追いつかない状態では刺激が無駄になります。
早く増やしたいと思うと、頻度を上げる方向へ向かいます。回復が追いつかないまま重ねても、つくり直しが終わる前に次の刺激が来る形になり、積み上がりません。
部位を分けると、休みを取りながら頻度を確保できる
部位を分けると、頻度を確保できる
全身を毎回行うと、間隔を空けるしかありません。上半身と下半身に分ける、押す動きと引く動きに分けるといった形にすると、同じ場所を休ませながら通う回数を増やせます。時間が取れない方は、全身を週に数回のほうが扱いやすい場合もあります。
睡眠は、運動と同じくらい効く
つくり直しが進むのは休んでいる間です。睡眠が足りていないと、運動の内容が良くても積み上がりにくくなります。頻度を上げる前に、眠れているかを確認してください。疲れが抜けない状態が続くときは、量を増やすより一度落とすほうが進みます。
↓ 筋肉痛があるとき、運動してよいのか ↓
強い張りや痛みが残っている場所は、休ませるほうが無難です。フォームが崩れやすく、狙った場所に効かせにくくなります。
別の部位であれば、通常どおり行えます。上半身が痛むときに下半身を行う、という形で頻度を保てます。
痛みが数日たっても引かない、関節そのものが痛むという場合は、筋肉痛とは別の可能性があります。自己判断で続けず、医療機関にご相談ください。
増えたかどうかを、どう記録するか
扱えた重さと回数、体組成の推移、周囲径の3つを記録します。感覚だけでは、増えたかどうかを判断できません。
筋肉量の変化は、体脂肪の変化よりゆっくり進みます。記録がないと、進んでいるのに止まったと感じてしまいます。次の3つを残してください。
- その日に扱えた重さと回数/種目ごとに、重さ・回数・セット数を書きます。前回と比べられる形にしておきます。
- 体組成の推移/同じ機器、同じ時間帯で週に1回測ります。日々の値ではなく、週の平均どうしを比べます。
- 周囲径/腕、太もも、胸まわりなど、変化を見たい場所を月に1回測ります。測る位置の目印を決めておきます。
※記録は簡単なもので十分です。続けられない形式にすると、途中で止まります。
比べるのは、前回の自分
人と比べても判断材料になりません。もともとの体格、生活、運動歴が違うためです。見るのは前回の記録との差だけです。少しでも伸びていれば、刺激は届いています。
数字が動かない週もある
睡眠が浅かった週、仕事が重なった週は、記録が伸びないことがあります。1週で判断せず、数週間の流れで見てください。下がった週があっても、全体として上を向いていれば進んでいます。
どのくらいの期間で増えるのか
最初に伸びるのは扱える回数と重さで、量として見えるのは数か月後です。体重や見た目より、記録のほうが先に動きます。
増える速さには個人差があります。表れる順番にはおおよその傾向があるため、先に知っておくと途中でやめずに済みます。
最初の数週間
扱える回数と重さが伸びる時期です。身体の使い方が整い、力を出しやすくなるためと考えられています。体組成の値はまだ動きにくく、見た目の変化もほとんどありません。ここで判断せず、記録が伸びていることを手応えにしてください。
2〜3か月ごろ
体組成の値に向きが見えはじめます。周囲径にも差が出はじめる時期です。同時に、伸び方が最初ほど大きくなくなるため、止まったと感じやすくなります。記録を週単位でならして比べると、進んでいることが確認できます。
記録 → 体組成 → 周囲径 → 見た目の順に表れる
半年以降
見た目にはっきり表れるのはこの時期からです。同じ条件で撮った写真を並べて分かる形が多くなります。ここまで来ると、生活のほうが先に定着しているため、続けること自体の負担は下がっています。
↓ 年齢が上がると増やせなくなるのか ↓
年齢が上がっても、刺激・回復・食事の条件がそろえば積み上がります。速さと、回復にかかる時間が変わります。
回復に時間がかかるぶん、頻度を上げるより1回ごとの内容を整えるほうが進みます。休みの日を確保することが、若いころより重要になります。
たんぱく質の取り方も影響します。年齢が上がると、同じ量でも活かしにくくなることが指摘されています。毎食そろえる形を意識してください。
増えないときに見直すこと
刺激・回復・食事の順に確認します。多くの場合、足りていないのは負荷の強さではなく、回復か食事のほうです。
続けているのに記録が伸びないとき、負荷をさらに上げる判断に向かいがちです。順番としては先に確認することがあります。
- 記録が残っているかを確認する/前回と比べられる形になっていなければ、伸びていても分かりません。まずここを整えます。
- 刺激が足りているかを見る/設定した回数を余裕をもって終えていないか、フォームが崩れて別の場所が働いていないかを確認します。
- 回復が取れているかを見る/睡眠の時間と質、疲れの残り方を確認します。頻度を上げすぎていないかもここで見ます。
- 食事が足りているかを見る/たんぱく質が毎食そろっているか、全体のエネルギーが不足していないかを確認します。
- 最後に1つだけ変える/変えるのは1項目だけです。同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。
※体調に不安がある場合や、痛みが出ている場合は、自己判断で進めず医療機関にご相談ください。
見直す順番は、記録 → 刺激 → 回復 → 食事 → 1つだけ調整
食事が足りていない形は、意外と多い
体脂肪も一緒に減らしたい方は、食べる量を控えめにしがちです。エネルギーが大きく不足していると、刺激を与えても積み上がりにくくなります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」は、年齢や活動量ごとの考え方を示しています。資料の扱いは情報の根拠のページにまとめています。
効かせたい場所に入っていないこともある
同じ種目を同じ回数行っていても、姿勢や関節の動きによって、働く場所は変わります。狙った場所に効いている感覚がないときは、重さを上げる前にフォームを確認してください。動きが整うだけで、同じ設定でも中身が変わります。
PiPiの考え方|整えてから鍛える
PiPiは、鍛える前に身体を動きやすい状態へ整えます。動きにくさを残したまま負荷を上げると、狙った場所に力が入らないためです。
PiPi Personal Gym(ピピ パーソナルジム)は、整体サポートを組み合わせたパーソナルジムです。身体分析で今の状態を確認し、整体で動きやすく整えてから、目的に合うトレーニングへ進みます。運動が初めての方を基準に、フォームや器具の使い方から確認します。
筋肉量を増やす取り組みでは、狙った場所に刺激を届けられるかどうかが結果を分けます。関節が動きにくい、左右差がある、姿勢が崩れているといった状態のままでは、力が別の場所へ逃げます。整えてから始めるのは、同じ運動から受け取れるものを増やすためです。
この進め方の設計図が「PiPi ROOTS METHOD」です。生活習慣、身体の歪みやクセ、現在の身体の状態、一人ひとりに合う負荷・刺激、回復力という5つの領域から、変化を妨げている条件を整理します。回復力を最初から確認の対象に入れているため、頻度と休みの取り方まで含めて設計できます。
3つのアプローチ(整体セッション/ファストトレーニング/統合パーソナルトレーニング)は、全員に同じ順番・同じ量で行うものではありません。身体の状態、目的、その日の反応、店舗の設備を確認して、必要な方法を選んで組み合わせます。ファストトレーニングは血流を完全に止める方法ではなく、体調を確認して使用の可否を判断し、使わない場合もあります。なお、ROOTS METHOD自体の比較試験はありません。一般の研究で確認されている内容と、PiPi独自のサービス設計は分けて公開しています。
PiPiが合いやすい方・他の選択肢も比較したい方
フォームと負荷を見てもらいながら進めたい方に向きます。自分で管理できる方や、月額の負担を優先したい方は、他の選択肢のほうが合う場合があります。
PiPiが合いやすい方
- フォームが合っているか、その場で確認したい
- 負荷の上げ方を相談しながら決めたい
- 身体の状態を見ながら無理なく進めたい
- トレーニングだけでなく整体サポートも受けたい
他の選択肢も比較したい方
- 自分で種目と負荷を決め、記録を続けられる
- 設備を好きな時間に自由に使いたい
- 個別サポートより月額の安さを優先したい
- 治療やリハビリなど医療的な対応が必要
筋肉量を増やす条件は、刺激・回復・食事の3つだけです。特別な種目も、特別な製品も要りません。難しいのは、この3つを同時に、数か月にわたって崩さずに続けることのほうです。記録を残しながら、無理のない量で進めてください。全体像はボディメイクの基本にまとめています。
- ご予約・来店/希望の店舗を選び、体験したい日時をご予約ください。
- 身体分析/AI・体組成計とカウンセリングで、現在の身体と目標を確認します。
- 整体/動きにくさや不安な部分を確認し、運動しやすい状態へ整えます。
- トレーニング/目標と体力に合わせた運動を、マンツーマンで体験します。
- プランのご提案/体験結果とご希望をもとに、無理のない進め方をご案内します。
※初回メニューの内容・所要時間は店舗により異なります。現在の内容は各店舗の予約画面でご確認ください。その場で入会を決める必要はありません。
積み上がっているかは、記録が教えてくれます。
初回メニューでは、身体分析・整体・トレーニングを通して、記録の残し方と進め方を確認できます。内容と所要時間は店舗により異なります。
よくある質問
運動経験がまったくありません。何から始めればよいですか?
自分の体重で行える種目から始めてください。しゃがむ、押す、引くという基本の動きが安定してから、重さを扱う種目に進みます。最初の数週間は、動きを覚える時期と考えて差し支えありません。
体脂肪を減らしながら、筋肉量も増やせますか?
運動を始めた時期であれば、両方が同時に動くことがあります。長く続けている方の場合は、どちらかを優先する期間を分けるほうが進みやすくなります。
忙しくて、週に1回しか時間が取れません。
週に1回でも、全身を扱う種目を選べば積み上がります。回数が少ないぶん、1回の内容を整えることと、日常の活動量を保つことが効いてきます。
腰や肩に不安があり、重さを扱うのが怖いです。
痛みがある場合は、まず医療機関にご相談ください。運動の許可が出ている範囲であれば、負担のかかりにくい姿勢を選び、動かせる範囲から始める形があります。
プロテインを飲まないと増えませんか?
食事でたんぱく質がそろっていれば、必ず必要なものではありません。食事を用意できない場面で補う選択肢の1つ、という位置づけです。持病や服薬がある場合は、使う前に医師や薬剤師にご相談ください。
体組成計の筋肉量が、測るたびに変わります。
家庭用の機器は身体の水分の状態に左右されるため、日々の値は動きます。同じ機器・同じ時間帯で測り、週の平均どうしを比べてください。1日ごとの値は判断材料になりません。
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
- 厚生労働省 e-ヘルスネット「筋力トレーニングについて」
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
- 国民生活センター「スポーツジム等の契約トラブルにあわないために」
本記事は一般的な情報提供とPiPiのサービス方針を説明するものであり、診断・治療・個別の運動可否を判断するものではありません。効果の感じ方には個人差があります。初回メニューの内容・所要時間は店舗により異なります。
